粉挽き用の石臼です 長年使用したため 重くて動きません 目立てをして修理します。
石臼の目の状況を診断します。専門家に診てもらいます。長年使用したため目が磨っています。また古い粉が目に入り目詰まりを起こしています。定期的に上の臼を降ろして掃除をするようにアドバイスです。石臼の目も種類があり、目的により目立てを行うとのことでした。古い石臼にも先人の知恵がいっぱいおりこまれていることを教えられました。
目立てです。昔は目立て用のかなづちを使いました。今は電気式のサンダーと呼ばれる道具に石、専用の回転する刃を使って目立てを行います。目立ては経験と感によります 正に匠の技がひかります。
目立てが終わりました。目は深い目から回転方向に従って浅く行われました。
目立ての拡大です これで挽くことができます。終わった後で臼をまわしてみました。すると・・・軽く回ります・・!! まったく脱帽です。匠の技を改めて感じました。
粉の出来上がりが楽しみです。